理不尽な目に合っても
「きっとわたしが悪いからあんなことをされるんだ。」とじぶんのことを責めてしまう…

心の中でこみ上げる怒りがあっても、
無理やり、または無意識にその怒りを抑え込んでしまう…

「怒りの感情」が湧くじぶん自身に、なぜか「嫌悪感」や「罪悪感」を持ってしまう…

今回はそんな「理不尽な目に合っても適切に怒りを表現できないあなた」のための好転ポイントをお伝えします。

理不尽な怒りを受けてきた影響

あなたが怒ることができないのには、ちゃんと理由があります。

それはね、
幼い頃から家庭の中などで理不尽な怒りを受けてきたから。

感情を自由に表現することや
自己主張が許されない環境のなかで生きていくしかなくて
じぶんの感情があなた自身にも分からなくなっているからなんです。

さらに
あなたが腹を立てた時に、その理由を聞いてももらえず

一方的に悪者にされたり
相手から更にひどい目に遭わされた体験があったとしたら
怒ることに対して「ためらいや諦め」を感じてしまったとしても
それは仕方のないことです。

 

 

過去のこころの傷

また
過去に怒りをぶつけられて傷ついた経験があると

その時の「怖さ」が身体の中に残っていたり

「じぶんはあんな風になりたくない！」と思ったり

誰かが怒っていると「身体の感覚として怖さ」が蘇ってきたり

たとえじぶんが怒りを感じても
「嫌悪感」や「苦手意識」のせいで
どうしたらいいかわからない状態になっている場合もあります。

 

 

生まれ持った気質

生まれ持った気質として「共感力」や「感受性」が強いため

腹が立ったとしても
相手の立場や状況、その後の展開まで瞬時に洞察してしまい
怒ることを避けているといった場合もあるでしょう。

だからね、あなたのせいではないんです。

少しずつでも
怒れないじぶんのことを
「情けない！」とか「弱虫！」だなんて
責めないであげられるようになっていけたらいいですね。

 

 

自信がどんどんなくなる

ただね、
怒ることを禁止していると
周りの人から理不尽な目にあっても
じぶんのことを守ることができず
「理不尽な目に遭い続ける」ことになってしまいます。

そして、「本当は全く悪くない」のに
そんな目に遭う「わたしに何か問題がある」ように感じ
自信がどんどんなくなってしまいます。

なにも悪くないあなたがそれでいいはずはありません！

では、そんな残念な目に合わないためには
いったいどうしたらいいのでしょうか？

 

 

じぶんを守るために気持ちを伝える

感情に、良いも悪いもありません。

じつは
あなたが感じたこと、あなたの気持ちは
大切なことを伝えてくれるメッセンジャー。
お役目さえ終われば、
無理に抑えつけなくても自然に消化していくんです。

そして
感情が伝えてくれていることに気づくことで
あなた自身の命を尊重し、守ることができます。

「怒り」はあなたに
不快なことからじぶんを守るように教えてくれる感情。

直接相手を責めたり攻撃したりすると
恨みをかったり、気持ちが伝わらなかったりして
残念な結果になってしまいますが

じぶんを守るために

「その態度はショックです。」

「そんな言い方はやめてほしいです。」

「あなたはそう思うんですね。ただ、私もじぶんなりのやり方を試してみたいんです。」

「まだ話している途中なので遮られると困ります。」

と、あなたの本音を伝えることはとても大切なことです。

そう聞いても
先に書いたように
「とても怖くてそんなことはできない」と思ってしまう方
それもあなたの大切な気持ち

そんなときこそ、どうぞプロに頼ってください

その「怖がっている気持ち」があなたになにを伝えてくれているのか
一緒に探らせていただきますね♡

 

 

まとめ

あなたが、怒れない理由がちゃんとあります。

それはね、
幼い頃から家庭の中などで理不尽な怒りを受けてきたから。

過去に怒りをぶつけられて傷ついた経験があるから。

生まれ持った気質として共感力や感受性が強いから。

だからね、あなたのせいではないんです。

でもね、怒ることを禁止していると
周りの人から理不尽な目にあっても
じぶんのことを守ることができなかったり
じぶんに何か問題があるように感じるようになってしまいます。

好転ポイントは、じぶんを守るために気持ちを伝えるということです。

直接相手を責めたり攻撃したりすると
恨みをかったり気持ちが伝わらなかったりして
残念な結果になってしまいますが

じぶんを守るために
「その態度はショックです。」
「そんな言い方はやめてほしいです。」
「あなたはそう思うんですね。ただ、私もじぶんなりのやり方を試してみたいんです。」
「まだ話している途中なので遮られると困ります。」
と、気持ちを伝えてみましょう。

そう聞いても違和感がある、難しいと感じる方は
こころのプロに頼ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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