いつも周りの期待や空気を察しながら行動するのが当たり前…

「あなたはどう思う？」と聞かれても、じぶんの気持ちがわからないし、
相手の意見を優先するのが日常茶飯事…

どんな時でも常識的に振舞えるので、周りから（特に目上の人）の評価は高いのに
じつは、じぶんに自信が持てない…

今回はそんな「脱！いい子ちゃん症候群！自分らしく生きたいあなた」のための好転ポイントをお伝えします。

過度な期待に応えてきた

あなたが「いい子でいなければならない」と思うようになったのには理由があります。

幼い頃に親から
「あなたはどうしたいの？」ではなく

「あなたは出来がいいんだから！」

「期待してるからね！」

「他の子とは違う！」

「特別な才能がある！」

といった言葉を何度もかけられ続けてきたせいで
じぶんの気持ちよりも期待に応えることが習慣化しているから。

 

 

いい子であることで安心感を得てきた

また、幼少期に、家の中でケンカが絶えなかったり
常に不機嫌な人がいたりして
安心感を得られない環境だった場合

「私がいい子だったら、親がうれしそうにしてくれる！」

「私がいい子だったら、家族の問題が増えなくてすむ！」

そんな風に感じて
本音を押し殺して接することで安心できる環境をつくってきたから。

親が感情的に怒る人だった

さらに
親の期待や価値観から外れると

理由も説明されずに怒鳴られたり暴力を振るわれたり
感情的に怒られていた経験がある場合は

「怖さ」が先立って、じぶんの気持ちはさておき
「相手の相手の機嫌がよくなること」を選んでしまうから。

だからね、あなたのせいではないんです。

「いい子」になることで
家族や周りの人たちの役に立とうとした
とても健気で優しいあなたのことを
せめてじぶん自身は認めてあげられたらいいですよね。

 

 

せっかくの努力が報われない

ただ、今のままだと

じぶんの決断や言動に自信が持てず、
「じぶんのやりたいこと」よりも「他人に評価されること」を選んでしまう。

嫌なことがあっても、「相手にいい子と思われたい」気持ちが強くて反対意見を言えない。

我慢しすぎて、「いきなり感情が爆発」してしまう。

ストレスが溜まり過ぎて、「心や身体の不調」をきたしてしまう。

などといった
あなたのせっかくの努力が、全く報われない結果を招いてしまうことも…

では、あなたの健気な努力が報われるためには、
いったいどうしたらいいのでしょうか？

 

過去のじぶんの気持ちに気づいてあげる

あなたは、どんなじぶんがいい子じゃないと感じますか？

「〇〇じゃないわたしはダメ。」

「〇〇できないわたしはいい子じゃない。」

「〇〇と感じるじぶんがおかしい。」

〇〇に何が当てはまるでしょうか？

例えば

「苦手なことがあるわたしはダメ。」

「成果を出せないわたしはいい子じゃない。」

「休みたいと感じるじぶんがおかしい。」

と感じている場合

そんな風に思うようになったのは
「いつからなのか？」じぶんに問いかけてみましょう。

「誰のどんな言葉や態度からそう思うようになったの？」

「その時あなたはどんな気持ちだったの？」

「本当はどうしてほしかったの？」

じぶんに質問し
出てきた気持ちを声に出してみたりメモしてみたりすると
その時本当は感じていた感情や感覚に気づけるようになっていきます。

最初はピンとこなくても
ゆっくりと気長に取り組むことで気づけるようになるので
焦らなくても大丈夫です。

気持ちに「正解」や「間違い」「良い」「悪い」はありません！

じぶんの気持ちに自信が持てなくても
誰に何と言われようとも

あなたの気持ちはあなたにしか分からないので
「そうだったんだね。」としっかり認めてあげましょう。

 

じぶんの気持ちを優先する

「周りの意見」と「じぶんの気持ち」の区別が付けられるようになったら
今度は「じぶんの気持ちを大切にする練習」をしてみましょう。

「今日は何がしたい？」

「やってみたけど、ちょっと違ったみたいだね。」

「なにもしないのだって、それはそれでOKだよ。」

今まで後回しにしがちだったじぶんの気持ちに意識を向けて
その気持ちを優先してあげましょう。

初めは小さな一歩から。

「外の空気を吸いたいから散歩してみる。」

「良い香りの入浴剤を買ってみる。」

「なんとなく、くたびれた感じがするから今日はお休み。」

大きなことじゃなくていいので
じぶんの気持ちを優先することが
どんなに幸せなことか経験を積み重ねていきましょう。

とは言われても
今までやったことがない習慣を始めるのは
これで合っているのか、よくわからなくて不安になりますよね。

ひとりでは難しいと感じる方
そんな時こそ、どうぞこころのプロに頼ってみてください。

あなたに新しい幸せ習慣が身につくように
わたしの体験も踏まえながら、一緒にお手伝いさせていただきます♡

 

 

まとめ

あなたが、いい子でいなければならないと思うようになった理由があります。

それはね、
過度な期待に応えてきたから。
いい子であることで安心感を得てきたから。
親が感情的に怒る人だったから。

だからね、あなたのせいではないんです。

ただ、今のままだと
自信が持てない
意見を言えない
感情が爆発する
ストレスから心身に不調をきたす
といった、努力が報われなくになってしまうことも…。

好転ポイントは
過去のじぶんの気持ちに気づいてあげること
じぶんの気持ちを優先することです。

ひとりでは難しいと感じる方は、ぜひこころのプロに頼ってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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