新しい勉強やエクササイズ
最初はノリノリで始めるものの
いつだって3日坊主で続いたためしがない…
部屋の片付けだってしなくちゃいけないのはわかっているけど、
面倒くさくて、重い腰があがらない…
買い物に行くのも食事をつくるのも億劫でしかたがない…
今日はそんな「面倒くさがり、怠け癖をなんとかしたいあなた」のための改善ポイントをお伝えします。
実は「怠け者」ではなく「じぶんに厳しい」
ビックリされるかもしれませんが
じぶんのことを怠け者だと思っているあなたは、実はじぶんに厳しい人なのかもしれません。
「部屋の片付けは、部屋全体が綺麗にならないとダメ!
「あそこも気になるし…
ここだって出来てないし…
まだまだやらなきゃいけない課題だらけだ!」
「やるからには、きちんとやらなきゃ!」
こんな風に、無意識に目標を高く設定して、じぶんを追い込んでいるんです。
こういった感覚は、幼い頃の環境が影響しています。
「ちゃんとしなさい!」
「きちんとしなさい!」
「あそこができていない!ここができていない!」
「なんで100点がとれなかったの?」
「頑張りが足りない。」
こういった言葉を受けて育つと
「ちゃんとしなきゃ!」
「あそこもここもできていない!」
「もっと頑張れるはずだ!」
と、じぶんを追い込む考え方がクセになっていくんです。
子ども時代のあなたは、ありのままのじぶんを表現したり、
甘えたりすることが許されない環境の中で育ってきたということ。
じぶんに厳しくすることで、そんな厳しい環境に対応してきたんです。
身を守るための大事なスキルだったんです。
だから
あなたは本当は怠け者でもなんでもないんです。
むしろ
大人に言われたことを
きちんとこなそうと頑張ってきた素直ないい子。
なので
そんなじぶんのことを
もうこれ以上、あなただけは責めないであげてほしいんです。
動きだすのに時間がかかる、疲弊する。
ただし、そんなあなたは
何かをやろうとすると、
無意識のうちにレベルを高く設定にしてしまうので、動きだすのに時間がかかります。
また、やり出したら完璧を目指してとことんやってしまうので、疲れ切ってしまいます。
だから、心ならずも
目の前の課題に、なかなか取り掛かることができなかったり
すぐに、投げ出したくなってしまうということが起きてしまうんです。
では、いったいどうすればいいのでしょうか?
充電時間を作る、ハードルを下げる
まずは、こころや身体の充電時間をつくってみましょう。
身体を動かすために、エネルギーとなる食事が大事なのと同じように、
好きなことをすることも、こころの大事なエネルギーです。
そして、休む時間を意識的に作ってみましょう。
そうすることで、こころや身体にエネルギーが充電でき、動きだすきっかけになります。
また、今まで100%の頑張りで取り組んでいたことを半分くらいの頑張りでやってみるのも効果的です。
「どうしたらもっと頑張れるか」から
「どうしたらもう少し楽にできるか」を考えてみるんです。
「今日は洗面所だけ片付けしよう。」
「夜ご飯にお惣菜や冷食を使おう。」といった具合に。
ハードルが下がるので、自然とやる気が湧いてきます。
がんばっている過程を認め、励ます
そして、かりに思ったような結果を出せなかった時も
そんなじぶんのことを
「もっとこうすればよかったのに…」と責めるのではなく
たとえ結果は出せなくても、
じぶんなりにはよく頑張ったところを認めてあげて
励ましてあげることができるようになれば
面倒くさがり、怠け者だと思っていたあなたも
ウソのように
軽やかに頑張れる人にきっと変わっていくことができます。
こちらもどうぞご参考に
「完璧主義⁈じぶんを追い込んで気疲れしてしまうあなた」のための好転ポイント
まとめ
じぶんのことを怠け者だと思っている人は、実はじぶんに厳しい人。
じぶんに厳しくする、それは厳しい環境に対応するために、あなたが身につけた大事なスキルです。
だから、あなたはなんにも悪くないんです。
ただ、何かをやろうとすると、動きだすのに時間がかかったり、やり出したらとことんやってしまうので、疲弊することも…。
そんなじぶんと上手く付き合っていくために、こころと身体の充電時間をつくったり、楽にできる方法を考えたりしてみましょう。
そして、結果ではなく途中の頑張りを認めてあげられるようになれば、怠け者を卒業できます。
あなたが、こころ軽く動き出せますように、応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わたしもまさに、今のあなたとおなじように悩んでいました。
ひとりで頑張るのはもう限界
そう思った時は、いつでもお待ちしています♡